大学中退、他大学への入学
前回(大学1年生で休学を決意した経緯 - 大学中退からの再起)のような経緯から、私は大学を休学しました。
今回はそれから中退までの経緯をご紹介します。
不安障害と診断される
大学を休学しても、吐き気の症状は治まらず、それに加えて漠然とした不安を感じ始めました。
大学を休学して、これからどうなるんだろう。
もう普通の人のような生活は送れないのだろうか。
そんな将来への不安が強かったです。
そのような不安感が強まり、パニックを起こすなど日常生活に支障を来し始めました。
そこで思い切って精神科を受診。『不安障害』であると診断されました。
メンタル系の病気など、自分には関係のない話だと思っていました。
その為、精神科に通うという事さえ初めは受け入れられず、家族に同行してもらう形で何とか通院を始めました。
不安障害の症状が落ち着く
半年ほど精神科に通い続け、薬も飲みました。
その甲斐あってか半年が経つ頃には不安感は減り、日常生活を問題なく送れるようになりました。
別の学問に興味を持つ
自宅での療養を行う中、休学中の大学に復帰するのか、決断が迫られます。
両親などと話し合いを何度か行いましたが、私の中ではもう復学という選択肢はありませんでした。大学での出来事がトラウマのようになっていたのです。
しかし勉強は続けたいし、大学は卒業したい。
そのような考えから、別の大学に入学する事を考え始めました。
候補として浮かんだのが、高校生の頃にも検討していたある大学です。
そこで入学を検討した学部は、休学中の大学の学部とは全く違う学問を扱っていました。(例えるとすれば、経済学部と家政学部、くらいの違いです)
しかし元々そちらの方面にも関心があった為、本格的に調べ始めます。
別大学のオープンキャンパスに参加
興味を持った大学のオープンキャンパスに参加しました。
高校生の頃にも訪れた事があったのですが、念には念を。
私が大学を中退するに至った原因はこの点にもあると考えていたためです。
オープンキャンパスに参加する事で、実際にどのような人が通っているのか、イメージを持つ事ができました。
また、非常に親切な先輩と話をする機会があり、これが最終的な決め手となりました。
他大学への入学を決意
専攻内容や、実際に先輩と話をした事で、そちらの大学に入学したいという思いが強くなりました。
再度受験をしなければいけない為、少しずつ勉強を始めます。
それと同時進行の形で退学の手続きも進めていきました。
受験と中退
入学試験には無事に合格する事ができました。
また、合格発表の時期と同じ頃、学部の責任者との面談を行い、正式に中退が決定します。
この辺りまで来ると、特に不安感は無く新しい大学への期待で一杯でした。
このような経緯で、私は大学を中退するに至りました。
結果としては不安障害になった事と、新しく入学したい大学が見つかった事が退学の決め手となりました。