大学1年生で休学を決意した経緯
大学を1年で退学
私は大学1年生の時に大学を中退しています。
理由はとてもシンプル。体調を崩したからです。
それくらいで辞めるの?と思われるかも知れませんが、私にとってはとても重要な事でした。
ここでは中退に至った経緯をご紹介します。
大学受験に成功
私は大学受験の際、出願した大学には全て合格しました。大学受験は成功と言えるでしょう。
そして無事に第一希望の大学へ入学を果たします。ここまではとても順調でした。
しかし、実はこの時に重大なミスをしていたのです。
大学に入学
入学後、最初の1ヶ月はとても楽しかったです。
憧れのキャンパスという新しい環境、そして新しい友達に初めての講義。何をするにしても新鮮でした。
講義のレベルなどは、少し自分の身の丈よりも上かな、といった感じでした。
しかし友人と比べて講義内容について行けない事もなく、最初の1ヶ月はとても満足度の高い学生生活を送っていました。
入学から1ヶ月が過ぎて
入学から1ヶ月。少しずつ違和感を覚え始めました。
周りには華やかな子が多く、劣等感がありました。それは次第に、友人といても気を遣ってばかりで楽しくない、という思いに繋がっていきます。
そして何よりも大きかったのが「この勉強、将来何の役に立つの?」という疑問。
学ぶ内容にやりがいを見い出せなかったのです。
他にも、満員電車での通学が大変な事も要因の1つとなりました。
体調を崩し始める
そのような要因から不安やストレスが積み重なり、ついに体調を崩します。
授業中、決まって吐き気や腹痛が起こるようになりました。
まだ大学での講義に慣れていない私はパニックです。(4年生となった今なら勝手に講義を抜け出す事も出来ますが...)
ここで吐いたらどうしよう・・・
教室を抜け出すにしても、皆に注目されそう・・・
それしか考えられませんでした。
しかし、吐き気は酷くなる一方。
結果的には一々教授に断ってトイレに駆け込みました。
勿論教室を出た途端吐き気は治ります。吐き気は精神的なものなので、教室という閉鎖空間から抜け出すと治るのです。
けれど教室に戻る気分にはなれず、結局講義が終わるのをトイレで待つ事もありました。
そのような事を繰り返しているうちに、吐き気は教室だけでなく、通学に使う電車の中でも起こるようになりました。
通学途中に途中下車する事が増え、自然と講義を欠席するようになりました。
休学を決意
そのような状況が1ヶ月ほど続き、まともに大学に通うことすら出来なくなりました。
講義を欠席する度に友人からは「大丈夫?」というLINEが届きます。
とてもありがたい事なのですが、当時の私にはそれすら負担でした。順調に大学生活を謳歌している友人と自分を比較してしまうからです。
次第にそんなLINEに返事をする事を止めてしまいました。
欠席を続けているという罪悪感にも耐えきれず、両親と相談し、休学を決めたのです。
これが私が休学へと至った経緯です。
次は退学までの経緯と、大学受験でのミスについてご紹介します 。
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